カラパタールトレッキングの日程・ルート
私が実際に行ったルートを紹介します。
時間の短い方でも日本から数えて15日〜16日の日数が必要になると思います。
プモリ:カラパタールからの眺め
カラパタールから周辺の景色
1日目:カトマンズ→(飛行機)→ルクラ→(徒歩)→モンジョ(高度:2800m)
早朝の飛行機でカトマンズからルクラへ。
ルクラで簡単な食事を済ませた後トレッキング開始。
この辺りの景色は日本の山岳風景と似ています。
私が行った時にありませんでしたが、
ルクラの街には今スターバックスがあり、そこでWi-Fiが利用できるようです。
ルクラへの飛行機
またモンジョの街にトレッキングのチェックポイントがあり、
ここがサガルマータ国立公園の入り口となります。
2日目:モンジョ→(徒歩)→ナムチェ・バザール(高度:3440m)
ナムチェ・バザールの入り口手前の道は急な登り坂が長く続きます。
この辺りから高山病のことを意識しつつ、トレッキングをすることをお薦めします。
ナムチェ・バザール
3日目:ナムチェ・バザール(高度:3440m)
高度順応のため、ナムチェ・バザールで一日滞在することをお薦めします。
ナムチェの丘に登ると、エベレストが見ることができるのでお薦めです。
この後エベレストはゴラクシェプまで見えることがありません。
4日目:ナムチェ・バザール→(徒歩)→タンボチェ(高度:3867m)
ここからエベレスト街道が始まります。この道はアップダウンが激しいです。
タンボチェの街にはチベット仏教の寺院があります。
エベレスト街道の始まり
5日目:タンボチェ→(徒歩)→ディンボチェ(高度:4350m)
行く道にずっとアマダブラムという山が見えています。
ヒマラヤの山々が近くに見えてきたな〜という実感がわいてくる道です。
標高も4000mを超えてくるため、高山病にならないよう十分に気をつけてください。
アマダブラム(アイランドピーク周辺)
6日目:ディンボチェ→(徒歩)→アイランドピーク(高度:4743m)→(徒歩)→ディンボチェ
高度順応のためディンボチェで一泊します。しかしただ街にいるだけでは勿体ない。
ここでは是非ともアイランドピーク(チュクン)へ日帰りで足を伸ばしてください。
アイランドピーク周辺の
景色は絶景です。
一日ゆっくり眺めていても全然飽きることはありません。
アイランドピークまでは一旦高度が上がりますが、またディンボチェへ戻り高度を下げるので
高度順応としても最適です。アイランドピークへは往復で6〜7時間くらいです。
ヒマラヤ氷河:アイランドピーク周辺
7日目:ディンボチェ→(徒歩)→ロブチェ(高度:4930m)
ヒマラヤの山々を眺めながらのルートになります。
登山家の墓標等も見ることができます。
登山家の墓標
8日目:ロブチェ→(徒歩)→ゴラクシェプ→(徒歩)→カラパタール(高度:5545m)→(徒歩)→
ゴラクシェプ→(徒歩)→ロブチェ
いよいよエベレスト展望台のカラパタールへ、
私はロブチェからゴラクシェプを経由してカラパタールへ行きました。
早朝も暗い時間から出発すれば、日帰りでアタックすることも可能です。
高度も5000mを越えてくると一歩一歩がかなりしんどくなってきます。
特に最後のカラパタールの登る直前は一歩歩くごとに呼吸を整える感じでした。
そんな思いをして辿りついたカラパタールからのエベレストの眺めは
最高の達成感を与えてくれます。
しかもカラパタールからの眺めは360度の大パノラマ。6000m,7000m級の
山々がそびえ立つ光景はまさに神様が宿る場所という印象を与えてくれます。
カラパタールから見たエベレスト
9日目:ロブチェ→(徒歩)→ナムチェ(高度:3440m)
私は一気にナムチェまで降りてしまいました。体力がある人なら可能ですが、
通常はタンボチェ辺りで一泊してナムチェ降りるというパターンが多いようです。
ちょっと無理して降りたせいで足はもうガクガクしてました。
10日目:ナムチェ→(徒歩)→モンジョ
下る一方です。
11日目:モンジョ→(徒歩)→ルクラ
飛行機チケット予約の関係もあり、ルクラで一泊しました。
飛行機はハイシーズンだと予約が殺到する事が多いので、
予め往復分の予約をすることがお勧めです。
天候や体力の関係で、
乗る前であれば空き席がある限り、後から変更も可能です。
12日目:ルクラ→(飛行機)→カトマンズ
飛行機で一路カトマンズへ。
トレッキング終了
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