トレッキングの装備はできるだけ軽くしてください。目安を言いますと男性でもバックパック込みで背負う荷物の量は10Kg以内。女性ではさらにそれ以下にすることをお薦めします。普段より運動等トレーニングをされている方であれば別ですが。荷物が重いとそれだけで体力を消耗し、無理なトレッキングとなり高山病にかかる確率を高くします。
ここでの装備はトレッキングの季節やルートによっても変わってくると思います。トレッキングのルート、季節に関しても考慮のうえ取捨選択をお願いします。
持物 | 重要度 | 内容 |
バックパック | 5 | 自分の体系にあった物を。腰で重量を分散できるタイプが理想です。 |
懐中電灯 | 5 | 最終ポイントで日の出アタックをするときには必需品です。ヘッドライト式が手に余裕ができるためお薦めします。後夜にトイレ行きたくなったときにも宿は全部電気がきれているので。 |
トレッキングシューズ | 5 | 足首が固定される程度の高さが必要です。防水性が高いものがお薦めです。 |
水筒 | 5 | 水分補給は高山病対策の一つです。1Lタイプのものを持参し、トレッキング最中ので村々や宿で水(お湯になると思います)を調達し、絶えず水分が不足することの内容にしましょう。登山用の水筒は現地でも調達できます。>>こちら |
寝袋 | 5 | 基本的に宿では寝袋を貸してくれません。カトマンズやポカラの街でレンタルすることもできます。このとき大きくて重いものを借りないように十分注意しましょう。これが結構荷物になりますが必需品です。 |
サングラス | 4 | 雪の照り返しが半端ではないです。 |
手袋 | 4 | 季節により雪がひどいときは雪を掻き分けて進むこともあると聞きます。凍傷にならないようにしみないタイプが理想です。 |
杖 | 4 | 歩行がずいぶん楽になります。しかし現地調達も可能。ただし私は持参しませんでした。 |
アイゼン | 4 | 季節によりますが、基本トレッキングコースの道の雪は溶けています。そうでない季節を選ぶ場合は必要かもです。基本豪雪になる時期は避けるべきです。 |
服装 | 5 | 日中を歩いているときはそれなりの高所でも暖かいです。西洋人なんて半ズボンとかの人もいます。しかし、高所での夜の宿、日の出アタックをする時は異常に冷え込みます。5000M近くの宿、日の出アタックの時私は 上着) ・長袖シャツ、薄手のフリース、フリース、ウインドブレーカー(ゴアテックス) 下着) ・パンツ、ジーンズ、ウンドブレーカーのズボン(ゴアテックス)、靴下2重履き を着ていました。ロブチェ、ゴラクシェプでは夜のうちに水筒に詰めたお湯が凍るほどの寒さです。 |
着替 | 4 | たくさん持っていくのは荷物になるだけです。少々不潔になりますが、できるだけ数を抑えてください。私の場合、下着を数枚持参した程度でした。洗濯してもなかなか乾かないのでバックパックにぶら下げながら乾かしたりしてました。 |
地図・コンパス | 4 | 基本道はわかりやすいのですが、ところどころ迷うことがあります。 ポーターやガイドがいない人は必需品となります。ルート地図は現地(カトマンズやポカラ)で購入できます。 |
医薬品 | 3 | 万が一に備えて。ただトレッキング最中に風邪等を引いてしまうと期間が短い旅行者の場合は厳しいでしょう。またネパールは衛星環境もよくないため、食あたりを起こしやすいです。トレッキングを始める前もそうですが、食べ物には大いに気をつけましょう。私はトレッキング前に食べ物にあたり、途中までかなりつらい思いをしながら登ることになりました。 |
カトマンズやポカラの旅行代理店に訪ねれば必ずポーターはつけるべきといわれます。確かにポーターがいれば、荷物を持ってもらえるし、宿も手配してくれるので非常に助かります。私の場合はカラパタール、アンナプルナのトレッキングにおいてポーターをつけることはしませんでした。一人でも十分に登ることは可能です。ただし、道に迷いやすい場所では人の後を付いていったり、現在地を確認する行為はマメに行っていました。
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