トレド(Toledo)の街

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スペインのマドリッドの郊外にある街トレド(Toledo)
個人的にはスペインで是非とも訪れて欲しいお勧めの街の一つです。
「もし、一日しかスペインに居られないのなら、迷わずトレドへ行け。」
という言葉もあるくらいです。

タホ川に囲まれた旧市街に足を踏み入れると、どこか絵本の世界に入った感覚になります。
中世の古い建築物は修復がどれも綺麗に施されていて、
新しく見える事がよりそう思わせるのかもしれません。
この旧市街は街ごと世界遺産に登録されています。

歩いていて、とても気持ちが良い場所です。

ただ旧市街は迷路のようにもなっているので、
歩く時は目印を付けておく必要があると思います。
旧市街北部の丘から街を眺めたり、
タホ川沿いの遊歩道から街を眺めたりするのもまた楽しいです。


旧市街入口にある門


トレドの街の北部にある丘からの眺め


タホ川からの眺め。

夕暮れ時に差す柔らかな光がトレドの街を惹き立てます。
この時に見るトレドの街が一番絶景かなと思いました。

旧市街を周回するこのタホ側沿いの道は散歩コースとしてもお勧めです。


トレド旧市街の入り口



カテドラル


トレドの街並み

迷路のような旧市街の中に住宅街があります。
街は綺麗に清掃されていて歩いていても気持ちが良いです。

トレドへの行き方

スペインの高速鉄道(RENFE AVE)で行くのが一番簡単だと思います。
※RENFEとは日本の新幹線のスペイン版のようなものです。

マドリッド駅 → トレド駅 : 高速鉄道(RENFE AVE)
所要時間 : 約30分
料金 : 10ユーロ(片道)、12.5ユーロ(往復)

往復で購入した方が料金が割安でお得です。
平日は1日14本、土日は1日10本。約1時間〜2時間おきに運行しています。
因みにバスの場合、時間は約1H程度で値段はRENFEの半分くらいとなります。

トレド駅 → トレド市内 : タクシーまたは徒歩
トレドの駅から旧市街入口の門がある橋(アルカンタラ橋)まで約20分(タクシーなら5分程度)

マドリッドから日帰りで行って帰るこもとできます。
見所が多いため、日帰りをされる方は早めの出発をお勧めします。
私も日帰りで行ったのですが、実際に行ってみると宿泊にすれば良かったと思いました。
それだけ長くいたいと思う街です。
トレドのパラドールが色々なツアーで目玉の一つになっているのも分かる気がしました。

トレドのパラドール

パラドール(Parador)とは、古城や貴族の館、あるいは由緒ある修道院を
一流ホテルとして整備したスペイン国営のホテルチェーンです。
スペイン旅行ではパラドールへの宿泊を売りにしているツアーもあります。

スペイン各地に約90のパラドールがありますが、
パラドールへの宿泊をお考えの方はこのトレドの街のパラドールをお勧めします。
部屋からは世界遺産のトレドの街並みが一望できる絶好のロケーションにあります。
トレド旧市街の入り口からタホ側沿いを歩いて30分〜40分程度の場所にあります。

建物は、レンガの外壁、太い梁を組み合わせたカスティーリャ地方の建築様式が印象的で、
部屋がとても衛生的な事も人気の理由のようです。

Tipアドバイザー : トレドのパラドール
Booking.com : トレドのパラドール

トレドの産業

観光のほかにトレドは昔から剣の生産で有名で
今でも鉄製品をはじめとするナイフ等の生産がおこなわれているようです。

このため町のお土産屋さんには色々な鉄製品が売られています。
またファンタジーで有名な映画「ロード・オブ・ザ・リング」に出てくる鎧や刀などは
トレド産のデザインが採用されたとのことです。



刀のお土産
もって帰ることはできないから実際には買えません。。。


アンドゥリルの剣
「ロード・オブ・ザ・リング」でアラゴルンが持っていた剣です。
フロドが持っていた「つらぬき丸」もありました。

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